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鍼の匠中医鍼灸塾⑥

鍼の匠中医鍼灸塾⑥

『行動心理学と陰陽学説と配穴に関して 201694日㈰』

9月の勉強会では、

  1. 行動心理学に関して
  2. 陰陽学説に関して
  3. 配穴〔三陰交+関元〕
  4. 配穴〔曲池+三陰交〕
  5. 配穴〔足三里+三陰交〕
  6. 配穴〔陽陵泉+足三里〕
  7. 配穴〔豊隆+陽陵泉〕
  8. 配穴〔気海+天枢〕
  9. 配穴〔中脘+足三里〕

 

を行いました。

 

①行動心理学に関して

・中医学による診察の場合、西洋医学とは異なり、機械を使った検査ができませんので、五感をフル活用して診察・治療をしていく必要があります。 その為、表情やしぐさなどから深層心理(例:関心があれば頷きが多いなど)を知ることも治療を行っていくうえで手助けとなります。

・行動心理学とは、人間の行動を観察することにより人間の心理を研究していく学問です。

 

 

②陰陽学説に関して

・中医学を学習する上で、一番基本的な部分です。陰陽のバランスをみる上で、とても大切なので、しっかりと学習されることをお勧め致します。

・陰陽学説とは、宇宙に存在する全てのものは、“陰(マイナス)”と“陽(プラス)”の2つの要素から成り立っているという考え方であります。

 

 

③配穴〔三陰交+関元〕 

・婦人科系疾患、泌尿器系疾患、冷え性などに使用されます。

 

 

④配穴〔曲池+三陰交〕 

・痒みをとめる、おりものの異常を改善する、体内に溜まっている熱を取り去る、血行をよくするなどの働きがあります。

 

 

⑤配穴〔足三里+三陰交〕 

・虚弱体質にかかせない組み合わせです。

 

 

⑥配穴〔陽陵泉+足三里〕 

・良いエネルギーをめぐらせる、余分な水分を取り除くなどの働きがあります。

 

 

⑦配穴〔豊隆+陽陵泉〕 

・痰を取り除く、水分代謝を良くする、便の通りを改善する、精神的なものを改善する働きがあります。

 

 

⑧配穴〔気海+天枢〕 

・腹部の病・症状を改善する、月経不調・崩漏・冷え症などに使用されます。

 

⑨配穴〔中脘+足三里〕

・良いエネルギーを循環させ、余分な水分は排出します。消化器系の働きを改善する作用もあります。

 

 

 

 

上記の配穴に関してはあくまで一例ですので、他にも色々な考え方があるでしょう。

大事なのは一つのツボ(経穴)の理解を深めていくこと。

組み合わせた作用だけを暗記しても、それはツボ(経穴)を使いこなせているわけではないのです。

日本では配穴学を学習する機会が少ないですが、伝統中医学では必要不可欠な学問です。

体質把握をし、ツボを組み合わせることが大切なのです。

体質把握やツボを組み合わせることをすべての鍼灸院が行うわけではありませんが、

ひとつひとつのツボ(経穴)をきちんと組み合わせることができるように、学習していくことを中医学・鍼灸に関わる方々にお勧め致します。

 

 

東京・吉祥寺 中医学に基づく鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院

 

 

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